みなさん、こんにちは!
Suzunoです^^
皆さんは日本語教師に向いている人はどんな人だと思いますか?
最近、インスタグラムでこんな質問をいただきました。
Suzunoさんはどんな人が日本語教師に向いていると思いますか?
レッスンをする上で必要と感じる能力など、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
これから日本語教師にチャレンジしようと考えている人にとって、仕事と自分の適性は気になるところです。
今回はそんな予備日本語教師の方に向け、日本語教師の仕事と求められる能力について紹介していきたいと思います!
この記事を執筆している私の簡単なプロフィールは以下の通り。
現在はオンラインで海外の人に日本語を教えながら、日本語教師になりたい人向けの相談レッスンを行っています!
経験を踏まえた上で、お話ししますので日本語教師に関心のある方は、ぜひ参考にどうぞ*
※この記事はオンラインでの指導を考慮し、執筆しています。
日本語教師の仕事とは?
日本語教師の主な仕事は、日本語ネイティブではない方に日本語を教えることです。
オンライン日本語教師の場合、ZoomやSkypeなどのオンラインツールを使って仕事を行います。
仕事のざっくりとした流れは以下の通りです。
- レッスン準備をする
- レッスンを行う
- フィードバックの作成
- 授業の反省、改善
それではサクッと解説していきます!
レッスン準備をする
授業前には必ず準備が必要です。
学習する教科書のページに登場する文法や単語を確認し、レッスンの流れなどをシュミレーションします。
先生によってはしっかりと指導案を作る人も!良いレッスンかどうかは授業準備にかかっているといっても過言ではありません。
レッスンを行う
生徒さんの予約時間になったら、ついにレッスンスタート!
レッスンの間は生徒の話に耳を傾け、時間配分にも注意してください*
フィードバックの作成
レッスンが無事に終わった後は、フィードバックを送ります。
フィードバックは先生によって様々ですが、私の場合、新出単語や学んだ文法、改善ポイントなどをまとめ、レポートのような物を作成しています。
授業の反省、改善をする
生徒にフィードバックを送ったら、自身の反省を行います。
レッスンで気になったポイントや、自分の反省点などをノートなどに書き、次に生かせるようにしましょう!
時には生徒さんにアンケートを実施し、授業改善に役立てるのも良いですね◎
それでは、日本語教師に求められる能力をチェックしていきましょう。
日本語教師に求められる能力
日本語教師に求められる能力は以下の6つ!
- 生徒に適切な教材を選ぶ
- 日本語知識や教授法
- コミュニケーション能力
- 時間管理や問題解決のためのマネジメント力
- 反省し、改善しようと努力すること
- 教えるために学び続けること
それぞれを解説していきます!
生徒に適切な教材を選ぶ
レッスンを始める前には、必ず事前準備が必要です。
準備をするためには、相手のレベルに合わせ、使う教材を選出しなければなりません。
そのため、事前にヒアリングを行い、相手の日本語レベル、目標などを把握しておくことが大切です!
教師業は教材研究など、授業準備に時間を要します。特に最初の慣れていない段階では、30分の授業を準備するのに、3〜4時間かかってしまうことも。
授業準備分の給料は基本的に発生しないため、コスパが悪い仕事と感じる人も多いかもしれません。
授業準備の時間を短縮する工夫などを取り入れていけると、さらに良いですね*
日本語知識や教授法
日本語を教えるうえで、日本語の知識は必要不可欠。
レッスンでは予想外の質問が生徒から飛んできます。
もちろん、現役の日本語教師も生徒の質問に全て答えられる訳ではなく、本やネットなどで調べることもありますが、検索するためにも知識が必要!
例えば、①の質問であれば、
『ざ』と『じゃ』は、どちらも低母音で有声音だし、長音法も一緒だから、調音点が違うんだ!調べ直してみよう。
このように事前知識があれば、すぐに答えが見つからなくても、欲しい情報に近づくことができます◎
日本語教師に挑戦したい方におすすめの勉強はやはり、『日本語教育能力検定試験』です。
この試験は、日本語教師の資格として知られており、日本語を教える際に最低限必要な知識が集約されています。
独学でも十分勉強可能ですし、ユーキャンなど手頃な通信講座も色々あるので、挑戦しやすい資格です。
検定取得がまだの方は、日本語教師の第一歩として勉強にチャレンジしてみるのもいいかもしれません^^
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、日本語教師に欠かせない能力のひとつ!
相手とスムーズに会話する能力だけではなく、相手の話を汲み取る力や、生徒が理解できるように明確に端的に話をまとめる力も必要です。
初めてレッスンを行う方は、特に緊張している場合が多いため、安心して話せる雰囲気作りを心がけていきましょう!
笑顔大事です!!
時間管理や問題解決のためのマネジメント力
レッスンは限られた時間内で行われるため、講師側はタイムキーパーとしての役割をしていかなければなりません。
オンラインプラットフォームの生徒の不満点を見てみると、
など、時間に関する意見がちらほら登場します。
そのため、決められた時間内で、予定されていたレッスンをしっかり遂行できるよう、時間管理をしっかりと行っていきましょう。
オンライン日本語教師の多くは、個人でレッスンを行う場合が多いため、何かトラブルが発生した際は、自分で全て解決しなければなりません。
問題解決のためのマネジメント力も大切です。
反省し、改善しようと努力すること
レッスン時には、生徒の目標や勉強スタイルに合わせた指導法を行う必要があります。
そのため、授業ごとに反省を行い、反省点を次のレッスンまでに改善できるようにしていきましょう。
生徒の意見を反映させながら、その作業を繰り返し行うことで、生徒がより満足し、充実したレッスンを提供することができるようになります◎
満足度の高いレッスンは、生徒の学習効果がアップし、リピート率向上にも繋がります。
教えるために学び続けること
相手に専門知識を教えるためには、講師側も常に最新の情報を知っておく必要があります。
例えば、教材や教育方法などは常に更新され続けているため、教師も情報を得るために常にアンテナを張って情報収集をしなければなりません。
語学を教える上では、相手の気持ちを理解することも大切です。
そのため、英語や韓国語などの語学を学び、生徒の悩みやつまずきポイントを推測することも、日本語教師にできる勉強のひとつ。
他にも日本語力を高めるために読書をしたり、歴史や文化を学びなおしも、レッスンに役立ちます◎
「資格を取ったり、仕事を始めたら勉強はおわり!」
ではなく、楽しく勉強を続ける学習意欲のある方は、教師業に向いている人です*
日本語教師に向いているのはこんな人
日本語教師に向いているのは、ざっくりまとめると、こんな人!
- 相手に寄り添って物事を考え、臨機応変に対応できる人
- 語学学習や歴史、海外の文化など、勉強するのが好きな人
- 粘り強く継続できる人
- 人と話したり、コミュニケーションを取ることが好きな人
- プロフェッショナルになりたい!という情熱のある人
レッスンをする上で、大切なのは生徒と向き合うこと。
そのため、相手に寄り添いながら物事を考えたり、コミュニケーション力を取る力が求められてきます!
項目に当てはまれば、日本語教師の素質があり◎
一歩を踏み出すことに悩んでいる方は、ぜひチャレンジしてみてください*
日本語教師に求められる仕事と能力 まとめ
今回は日本語教師の仕事と求められる能力について紹介してきました。
日本語教師は海外の方と関わることができ、自身の知見も広がるとても楽しい職業です。
だからこそ、レッスンはプロ意識を持って、充実したものを提供できるようになりたいですね。
カフェトークなどのオンラインプラットフォームには、たくさんの日本語教師が登録しており、先生たちのプロフィールやレッスンをチェックすることができます。
これから日本語教師にチャレンジする方は、ぜひ他の先生のレッスン内容を参考にしながら、自分の指導スタイルなどを考えてみてください◎
現在、日本語教師の相談レッスンも行っていますので、リクエストもお待ちしております!
質問や意見はコメント欄もご利用ください*
それではアンニョン〜!