こんにちは!すずのです!
今回はハングル検定の難易度と合格までの勉強量について
私の経験を踏まえてお話ししていこうと思います^^
このような疑問を解決します◎
まず最初に、私は2014年から独学で韓国語を勉強しており、
ハン検は現在2級を持っています*
2022年現在は1級や、韓国語レベルアップに向けて勉強に奮闘中!!!
今まで受けてきたハングル検定の勉強量から各級の難易度はどのくらいなのか見ていきたいと思います^^
ハングル検定とは???
ハングル検定は、ハングル能力検定協会が実施している試験で、日本だけで受けることができます。
日本語母語話者を対象とする試験です。
1級〜5級まであり、1級が最上級となっています。
ハングル検定公式HP:各級ごとの勉強量と難易度 考察
ハングル検定 5級
60分授業を40回受講した程度。韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階で、基本的な韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。
- ハングルの母音(字)と子音(字)を正確に区分できる。
- 約480語の単語や限られた文型からなる文を理解することができる。
- 決まり文句としてのあいさつやあいづち、簡単な質問ができ、またそのような質問に答えることができる。
自分自身の家族の名前、特徴・好き嫌いなどの私的な話題、日課や予定、食べ物などの身近なことについて伝え合うことができる。
ハングル能力検定協会HPより引用
ハングル検定5級合格までの勉強時間は60分授業を40回受講した程度とされています*
私は独学でハングル検定5級の勉強をしましたが、ハングルの読み方から勉強を始めて、半年くらいでハン検5級に合格しました。
多分早い人はもっと早く合格できるのではないかな??と思います。
当時は学生で、時間にも余裕があったので比較的直ぐに合格できたのだと感じます*
検定の合格通知を無くしてしまったのでここに載せられないのが残念ですが、点数もほぼ満点に近く、すごく嬉しかったです◎
ハングル検定 4級
60分授業を80回受講した程度。基本的な韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる。
- 比較的使用頻度の高い約1070語の単語や文系からなる文を理解することができる。
- 決まり文句を用いて様々な場面であいさつやあいづち、質問ができ、事実を伝え合うことができる。またレストランでの注文や簡単な買い物をする際の依頼や簡単な誘いなどを行うことができる。
- 簡単な日記や手紙、メールなどの短い文を読み、何について述べられたものなのかをつかむことができる。
- 自分で辞書を引き、頻繁に用いられる単語の組み合わせ(連語)についても一定の知識を持ち合わせている。
ハングル能力検定協会HPより引用
ハン検4級合格までの勉強時間目安は60分授業を80回受講した程度となっています*
単純に計算すると5級の勉強時間の倍ぐらいの勉強量ですね!!
私は5級の試験終了後に自己採点で合格していることが分かったので、すぐに次の検定日にハン検4級を受けることを決め、勉強を始めました。
5級に比べたら文法も単語も増えますが、5級の勉強をした要領で毎日少しずつ勉強を続ければ半年あれば十分に合格可能です。
実際、4級までは韓国語の勉強がとても楽しかったので特に困難を感じることなく半年後には合格することができました*
ただ、ちょっと難しかったなと思うのは発音の問題^^;
正直、発音の問題は試験前日までほぼ勉強をしておらず(理解できなかったから 笑)
直前に発音変化を覚えて試験に臨みました 笑
発音変化が難しい!分からない!とつまずく方は結構いると思うのですが、
勉強を続けていけば完璧には理解できなくても、なんとなく分かるようになってきます。
ですので、心配しすぎなくて大丈夫です^^
1つの分からないことでつまずくよりも、分からない部分を理解して次に進むことも時には大事です*
やめたらそこで全て終わってしまうので!
4級に合格できれば、TOPIK(韓国語能力試験)の2級合格も目の前です!!
ハングル検定 3級
60分授業を160回受講した程度。日常的な場面で使われる基本的な韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる。
- 決まり文句以外の表現を用いて挨拶などができ、丁寧な依頼や挨拶はもちろん、指示・命令、依頼や誘いの受託や拒否、許可の授受など様々な意図を大まかに表現することができる。
- 私的で身近な問題ばかりではなく、親しみのある社会的出来事についても話題にできる。
- 日記や手紙など比較的長い文やまとまりを持った文章を読んだり聞いたりしてその大意をつかむことができる。
- 単語の範囲にとどまらず、連語など組み合わせとして用いられる表現や、使用頻度の高い慣用句や慣用表現などを理解し、使用することができる。
☆100点満点【聞取40点/必須得点12点(30分)筆記60点/必須得点24点(60分)】で60点以上合格 ※マークシート使用
ハングル能力検定協会HPより引用
ハン検3級の勉強目安時間は60分授業を160回受講した程度*
4級合格までの勉強時間の2倍なのですが、当時を振り返ると4級と3級の壁は少し高かったなと思います。
難しかったと感じた点
①単語の量が一気に増える
②慣用句など覚えることが多い
③文法も複雑になってくる
3級は4級に比べて覚える単語の量が増えるのはもちろん、慣用句や慣用表現なども出題範囲となるため今まで以上の勉強量が必要となります。
私が新しい教材を選びに本屋に行った時に3級の教材が4、5級の参考書に比べて少し厚くなっているのを見てレベルが上がるんだな!と実感しました 笑
1回目は勉強不足なのを自分で感じたまま受験日を迎えました。
思った通り、結果は不合格。
しかし、1度不合格を経験したため、
それからの勉強はすごく力が入り、次の試験では無事合格することができました*
ハン検3級に合格できれば今まで以上に韓国語の理解が深まり、ドラマやバラエティを楽しめるようになります^^
3級に合格すれば、TOPIK3~4級も目指せる&合格できるレベルです!
最初は少し壁が高いと感じるかもしれませんが、少しづつ頑張ってくださいね◎
ハングル検定 準2級
60分授業を240〜300回受講した程度。日常的な場面で使われる韓国・朝鮮語に加え、より幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。
- 様々な相手や状況に応じて表現を選択し、適切にコミュニケーションを図ることができる。
- 内容が比較的平易なものであれば、ニュースや新聞記事も含め、長い文やまとまりを持った文章をだいたい理解でき、また日常生活で多く接する簡単な広告などについてもその情報を把握することができる。
- 頻繁に用いられる単語や文型については基本的にマスターしており、数多くの慣用句に加えて、比較的容易なことわざや四字熟語についても理解し、使用することができる。
☆100点満点【聞取40点/必須得点12点(30分)筆記60点/必須得点30点(60分)】で70点以上合格 ※マークシート使用
ハングル能力検定協会HPより引用
ハン検準2級の勉強時間目安は60分授業を240〜300回受講した程度とされていますが、、、
正直、ここまでくるとピンときませんね 笑
3級までの努力の2倍くらい勉強しなきゃいけないってどういうこと??って感じ、、
私は独学で勉強しましたが、韓国語を始めてから準2級を取得するのに約2年半くらいかかりました*
TOPIK5級に合格した後に、準2級に合格できたのですが、結構勉強大変でした。
まず、準2級の対策本の種類が、初級に比べて数えるほどしかありません。
ここでまず、受験者の少なさと3級との壁を感じました 笑
私が使った対策本はこちら
1回勉強しただけでは全く分からず、2〜3周繰り返し勉強した後、過去問をひたすら勉強しました*
ハン検準2級を持っている方を見ていると、TOPIK5〜6級を一緒に所持している場合が多いです^^
ハングル検定 2級
幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる。
- 相手に対して失礼のないように表現を選び、適切にコミュニケーションを図ることができる。また、用件的に複雑な依頼や謝罪、批判などに関しても、適切に表現を選択し目的を果たすことができる。
- 単語や言い回し、イントネーションなどの選択に現れる話し手の感情(ニュアンス)もほぼ理解することができる。
- 公式な場面と非公式な場面の区別に即して適切な表現の選択が可能である。
- 幅広い話題について書かれた新聞や雑誌の記事・解説、平易な評論などを読んで内容を理解することができる。また、取扱説明書や契約書、請求書や見積書、広告やパンフレットなど実用的な文を読んでその意味を具体的に把握することができる。
- 連語、慣用句、慣用表現はもちろん、ことわざや使用頻度の高い四字熟語についても理解し、使用できる。
- 南北の言葉の違いなども多少理解することができる。
☆100点満点【聞取40点/必須得点16点(30分)筆記60点/必須得点30点(80分)】で70点以上合格 ※マークシート使用。設問は韓国・朝鮮語
ハングル能力検定協会HPより引用
ハングル能力検定協会の合格ラインの記載からついに勉強目安時間が消えましたね…!
私はTOPIK6級を取得していますが、ハン検2級に1度不合格で落ちています。
現在ハン検2級合格を目指して勉強中ですが、受かる気配が全くしません 笑
一応、TOPIKの最上級持ってるのにハングル検定の2級に受からない、、
ハングル検定難しすぎますね 笑
実際、過去に3回ほど勉強挫折しています。
だって覚えても覚えても単語が抜けていくんだもん(T . T)
そんなレベルのハン検2級。
過去57回(2022年6月開催)のデータによると、2級の累計合格者数は3527人!!!
今までの合格者は3000人くらいしかいないの??と思いながら、その中に私も仲間入りすべく日々勉強中です*
追記:2020年に合格できました!!わーい!!🌸
ハングル検定 1級
幅広い場面で用いられる韓国・朝鮮語を十分に理解し、それらを自由自在に用いて表現できる。
- 相手のみならず、場面や状況までを考慮した上で、的確に意図の実現ができ、報告書やエッセイなど、ほとんどのジャンルを考慮したスタイルの選択も可能である。
- 職業上の業務遂行に関連する話題についても取り扱うことができる。
- 幅広い話題について書かれた新聞の論説・評論などの論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章、様々な話題の内容に深みのある文章などを読んで、文章の内容や構成などを理解できる。
- 要約や推論、論証や議論など、情報処理的にも高度なレベルが要求される処理を、韓国・朝鮮語を用いて行うことができる。
- 類推の力を働かせて、知らない単語の意味をだいたい把握できる上、南北の言葉の違いや頻度の高い方言なども理解することができる。連語や四字熟語、ことわざについても豊富な知識と運用力を持ち合わせており、豊かな表現が可能である。
☆100点満点【聞取・聞取40点/必須得点16点(30分)筆記60点/必須得点30点(80分)】で70点以上合格 ※マークシート使用(記述式回答あり)設問は韓国・朝鮮語
ハングル能力検定協会HPより引用
まだまだこのレベルに達していないですが、
2級のさらに上っていつ、たどり着けるのでしょう、、笑
過去57回(2022年6月現在)のデータによると、1級の累計合格者数は549人!!!
約20年ぐらい試験を実施しているのに、今までに合格者600人いないレベルの級って合格者どんな人たち、、???
未知すぎるレベル。
ちなみに以前受験した時はボロボロでした 笑
私も早くたどり着けるように頑張ります!!!!
ハングル検定の難易度と勉強量 まとめ
私の感覚とハングル能力検定協会のHPから勉強時間をまとめるとこんな感じ。
勉強時間 | |
5級 | 60分授業を40回 |
4級 | 60分授業を80回 |
3級 | 60分授業を160回 |
準2級 | 60分授業を240〜300回 |
2級 | 数値化できないレベルの勉強時間と知識が必要 |
1級 | 未知 |
1、2級はちょっと雑ですが、体感こんな感じです、、笑
私も早く1級、合格できるようがんばります!
皆さんも勉強화이팅〜!!!
ハン検には、準2級、2級、1級の語彙の目安が公開されていませんが、すずのさんは、それぞれの級の合格にどのぐらいの単語数が必要だとお思いでしょうか?(ハン検3級:2200~3600単語ぐらい のように。)
ありがとうございます。
黒森峰さん
コメントありがとうございます!確かにハン検の語彙数気になりますね!^^
少し調べてみたところ、2006年のNHKテレビハングル講座にハン検の語彙数に関する記載があったようです。
準2級 4000語
2級、1級 1万8000語以上
そのサイトにはこのように記載されていましたが、
2006年から試験の傾向は変わっていますし、正確な数字は私もまだよく分かっていません💦
ハン検を主催しているハングル能力検定協会が出版の「トウミ」の語彙数を初級から高級まで数えればもしかしたら大体の語彙数が分かるかもしれませんね!
もし初級、中級を買った際には私も大まかに数えてみようと思います*
返信ありがとうございます!
初級編2000
中級編4000
上級編4000
ほどだったので、やはり10000語が一つの区切りになるみたいです。
まずは10000語覚えられるように頑張ります!